バングラデシュ・マタルバリにおける日本の石炭火力発電所事業の中止に関するマイティー・アースの声明

Sydney Jones

Press Secretary

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Carole Mitchell

Sr. Director Communications

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2022年6月23日

昨日、日本政府は海外石炭ファイナンスの終了を発表し、マタバリ2石炭火力発電所事業の中止が決定しました。マタバリ2石炭火力発電所事業は、日本が石炭ファイナンスを辞められずにいることの象徴でした。世界的なキャンペーンが展開された後、2月28日に住友商事が建設請負から撤退したことで、このプロジェクトが中止される可能性が高くなっていました。

「これは、日本の海外石炭ファイナンスの時代に終止符を打つ、画期的な勝利です。 バングラデシュの人々が、大気汚染、有毒な水銀汚染、そしてこの発電所が引き起こすであろう債務の増加という負担に苦しまなくてすむようになったことを祝います」と、マイティー・アースの日本プロジェクト統括マネージャー、ロジャー・スミスは述べています。「日本は、バイオマス、水素、アンモニアなど、排出量を減らさずに他国に移転するような表裏のある技術に頼らずに、国内外の既存の石炭火力発電所の閉鎖を早める必要があります」。

マイティー・アースは、気候変動と森林破壊を阻止するために活動する世界的なアドボカシー団体です。2019年12月、マイティーアースは、住友商事が汚染型石炭・木質バイオマス事業への依存をやめることを要求するグローバルキャンペーンを開始しました。バングラデシュ、日本、そして世界中の同志と緊密に連携し、マタバリ・プロジェクトの中止と、クリーンで再生可能なエネルギーへの迅速な移行を求めました。

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